先日力士の勝武士がコロナウイルスが原因による多臓器不全で亡くなられました。
私は正直なところ相撲について詳しくないのでこの力士についてあれこれ語ることは出来ませんが、
それでも多くの人は私同様に衝撃を受けたのではないかと思います。
まず、勝武士は28歳とこれまで亡くなられた方々と異なりかなり若い歳で亡くなったことですね。
断っておくと「若者は死なない」だなんて今まで一度も言われていません。
しかし日本国内で亡くなっているのは公表されている年齢はすべてが50代以上、その中でも70代が7割近くを占めており高齢者がほとんどです。
ノーガード戦法と揶揄されるスウェーデンでもやはり亡くなっているのは大半は高齢者です。
(※ちなみに本当にノーガードというわけではなく対策は取っています)
そういう意味で「死ぬのは老人だけ」という論調も少なからず見受けられていました。
若者は抵抗力が強いので、コロナにかかっても回復出来る、という意味ですね。
回復出来る、というのは今でも間違っていないとは思いますが。
しかしこの勝武士には問題がありました。
まず彼が糖尿病であったこと、そして力士特有の過剰とも言える体重、悪い言い方をすれば肥満ですね。
(力士を肥満と言うのは乱暴ではありますが)
以前から疾病を持つ方、身体が弱い方は亡くなり易いとは言われていました。
それを彼が証明してしまった形ですね。
肥満自体は程度の差はあれど数多くいると思われます。そして糖尿病も現在三大生活習慣病に数えられるほどであり、そして本人に非がなくともかかります。
勝武士はこの2つが該当していたわけですが、この他にも様々な病気はあり、若くとも病気にかかっている方は数多くいるでしょう。
例え若くとも、決して他人事ではないと思います。
本日14日、39都道府県で緊急事態宣言の解除が宣言されました。
他の8都道府県も今後次第で解除されていくと思います。
しかし緊急事態宣言が解除されても、コロナウィルスはまだまだ脅威です。
他人の死をダシに、というわけではありませんが、それでも改めて気を引き締めて生活していくべきかと思います。